こんにちは。スマホのホンネ運営者のケンジです。
「シンプル3になって値上げと聞いたけど、自分は損するのだろうか」「シンプル2のまま使い続けて大丈夫なのか」——そんな疑問を抱えてこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
ワイモバイルのシンプル3は2025年9月から提供がスタートし、シンプル2との違いについて多くの相談を受けてきました。ネット上では「改悪」という声がある一方、「条件次第では安くなる」という情報も飛び交っており、何が正しいのか判断しにくい状況になっています。
この記事では、携帯ショップで10年以上・年間数百件の乗り換え相談を担当してきた経験をもとに、シンプル2とシンプル3の違いをフラットにまとめています。プラン変更すべき人・しなくていい人の判断軸まで整理しましたので、あなた自身の状況に照らし合わせながら読み進めてみてください。
なお、2026年6月・7月に両プランの値上げが予定されています。シンプル2をご利用中の方は特に、早めに状況を確認されることをお勧めします。
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ワイモバイルシンプル2と3の違いを一言でまとめると

「シンプル3は値上げだから損」と一概には言えません。基本料金は上がりましたが、各種割引の金額も増額されており、条件がそろえばシンプル2より安くなるケースもあります。まずは全体像をつかんでおきましょう。
基本料は上がったが割引が手厚くなった
シンプル3はシンプル2と比べて、S・M・L各プランの基本料金が引き上げられています。一方で、家族割・おうち割光セット・PayPayカード割といった割引額も増額されました。
つまり一般的には、割引を活用できる方ほどシンプル3のメリットが大きく、割引条件を満たせない方には不利になりやすい構造です。この点が「改悪かどうか」の判断を複雑にしている大きな理由です。
割引の詳細は後の見出しで整理しますが、まずはこの大前提を頭に入れておいてください。
シンプル2は2025年9月に新規受付を終了
シンプル2は2025年9月24日をもって新規受付を終了しています。現在ワイモバイルに新規で申し込める料金プランはシンプル3のみです。
ただし、すでにシンプル2を契約中の方はそのまま継続利用できます。自動的にシンプル3へ変更されることはありませんので、ご安心ください。
※料金・サービス内容はあくまで目安です。正確な情報はワイモバイル公式サイトをご確認ください。
料金はどう変わったか、プラン別に確認する

シンプル2とシンプル3では、プランごとに料金とデータ量の変化が異なります。自分が使っているプランの変化をここで確認してください。
シンプル3 Sプランはデータ量が5GBに増量
Sプランは3つのプランの中で唯一、データ容量が増量されています。シンプル2 Sが4GBだったのに対し、シンプル3 Sは5GBと1GB増えました。
基本料金は上がっていますが、データ量が増えたことで1GBあたりのコストは改善されています。データをあまり使わない方でも、容量の余裕ができるという意味ではメリットがある変更です。
シンプル3 MプランとLプランの料金変化
MプランとLプランはデータ容量の変化はなく、基本料金のみ引き上げられています。ただし割引額が増えているため、割引適用後の実質負担額はシンプル2と同水準か、条件次第でより安くなります。
なお、Lプランはシンプル3から10分以内の国内通話が標準でついており、通話オプション(月880円)を別途加入する必要がなくなっています。通話が多い方にとっては実質的なプラスと言えます。
割引フル適用後の月額料金を比べると
以下は、シンプル2・シンプル3それぞれの割引フル適用後の月額料金の比較です。おうち割光セット(A)またはワイモバ家族割+PayPayカード割(通常)を適用した場合の目安です。
| プラン | データ量 | シンプル2(割引後) | シンプル3(割引後) |
|---|---|---|---|
| S | 4GB → 5GB | 990円〜 | 858円〜 |
| M | 30GB(変化なし) | 2,090円〜 | 1,958円〜 |
| L | 35GB(変化なし) | 3,190円〜 | 3,058円〜 |
※上記はあくまで目安です。割引の組み合わせや適用条件によって実際の金額は異なります。正確な料金はワイモバイル公式サイトでご確認ください。
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シンプル2とシンプル3の割引の違いを整理する

シンプル2とシンプル3の違いを理解する上で、最も重要なのが割引の変化です。種類別に整理します。
家族割はシンプル3でどう変わったか
シンプル2・シンプル3ともに、家族割引サービスは2回線目以降の月額料金が1,100円割引となります。この金額自体は変わっていません。
ただし、1回線目には家族割は適用されません。1台だけで利用している方は家族割の恩恵を受けられない点に注意が必要です。
おうち割光セットの割引額の変化
おうち割光セット(A)は、ソフトバンク光やソフトバンクエアーとのセット契約で適用される割引です。シンプル2・シンプル3ともに月1,650円割引で金額は同じです。
一点だけ注意があります。おうち割光セットと家族割は併用できません。どちらか一方しか選べないため、両方の条件を満たしていても二重に割引を受けることはできません。
PayPayカード割の変更点と注意点
PayPayカード割はシンプル2・シンプル3で大きく変わっています。シンプル2ではカードの種類に関わらず月187円割引でしたが、シンプル3ではカードの種類によって割引額が変わります。
| カードの種類 | シンプル2 | シンプル3 |
|---|---|---|
| PayPayカード(通常・年会費無料) | 187円割引 | 330円割引 |
| PayPayカードゴールド(年会費11,000円) | 187円割引 | 550円割引 ※2026年6月2日以降は増額特典込みで770円 |
通常のPayPayカードでも割引額が増えている点は素直にメリットです。ただし、シンプル3でPayPayカードゴールドを使うと月550円割引となり、2026年6月2日以降は増額特典が加わり合計770円割引になります。年会費11,000円を考えると、ワイモバイルの割引だけを目的にゴールドカードを作るのは単純にお得とは言えません。この点は次の見出しで詳しく触れます。
※割引額はあくまで目安です。正確な条件はワイモバイル公式サイトの割引一覧をご確認ください。
シンプル2はいつまで使えるか、値上げはいつか

「シンプル2はいつ廃止になるのか」「値上げはいつから適用されるのか」——この点について不安を感じている方が多いため、時系列で整理します。
シンプル2は2026年7月から330円値上げになる
シンプル2をそのまま使い続けている方には、2026年7月1日より月額基本料が一律330円(税込)値上げされます。これは現在シンプル2を契約中の全ユーザーに適用されます。
シンプル3の値上げ幅(220円)と比べると、シンプル2の方が値上げ幅が大きい点は注意が必要です。このタイミングでシンプル3への移行を検討する方が増えることが予想されます。
シンプル3は2026年6月から220円値上げになる
シンプル3ユーザーには、2026年6月2日より月額基本料が一律220円(税込)値上げが実施されました。ただし、2026年6月1日までにシンプル3が適用されている方には「シンプル3 特別割引」が自動適用され、2026年12月31日まで値上げ前の料金で利用できます。
つまり、シンプル2からシンプル3へ移行するなら、6月1日までに手続きを済ませておくと2026年内の負担増を抑えられます。
自動でシンプル3には変わらないので安心を
お客様からよく受けた質問のひとつが「勝手にシンプル3に変えられるのでは」というものでした。結論として、シンプル2からシンプル3への変更は自動では行われません。ご自身で手続きをしない限り、プランはシンプル2のままです。
ただし前述の通り、2026年7月以降はシンプル2の料金が330円上がります。「何もしなければ今のまま」ではなく、「何もしなければ値上げになる」という点は把握しておいてください。
シンプル3の改悪と言われる理由と実態

ネット上で「シンプル3は改悪」という声が出ている理由には、具体的な根拠があります。ただし、それが全員に当てはまるかは別の話です。事実を整理します。
1GB未満割引が廃止された影響
シンプル2のM・Lプランには、月間のデータ使用量が1GB未満だった場合に適用される割引がありました。M:月1,100円割引、L:月2,200円割引という内容です。
この割引はシンプル3では廃止されています。スマートフォンをほとんど外出先では使わず、自宅のWi-Fiがメインという方にとっては、この廃止が実質的な値上げとなるケースがあります。
PayPayカードゴールドが事実上必須になった問題
シンプル3で最大割引を受けるには、PayPayカードゴールドの利用が前提となる場面が増えています。ゴールドカードの年会費は11,000円(税込)です。
月々の割引が増えても、年会費のコストを考慮しなければ本当にお得かどうかは判断できません。この点を明確に示している情報が少ないため、次の見出しで具体的に計算します。
家族割とおうち割は併用できない落とし穴
「家族割もおうち割光セットも両方使えば最大限お得になる」と思っている方がいますが、この2つは併用できません。どちらか一方のみ適用されます。
お店でも「両方申し込んだのに片方しか割引されていない」というご相談を受けたことがあります。契約時に条件をしっかり確認しておくことが大切です。
相談を受けて気づいた、損しやすいパターン

年間数百件の乗り換え相談に対応してきた中で、「思っていたより安くならなかった」というケースにはいくつかの共通パターンがあります。移行を検討する前に確認しておいてください。
ゴールドカードの年会費を含めると得とは限らない
シンプル3でPayPayカードゴールドを使うと、通常カードより月220円多く割引されます(2026年6月2日以降は増額特典込みで月440円の差)。年間で換算しても、通常カードとの差額は最大5,280円です。
しかしゴールドカードの年会費は11,000円(税込)です。ワイモバイルの割引差額だけでは年会費の元は取れません。
もともとゴールドカードを持っていてYahoo!ショッピング等でも活用している方なら話は別ですが、ワイモバイルの割引のためだけにゴールドカードを作るのは、トータルでは損になる可能性が高いです。
割引条件を確認せずに移行して後悔するケース
「シンプル3の方が安くなると聞いたので変更した」という方の中に、実際には割引条件をひとつも満たしていなかったというケースがあります。
ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを使っていない、家族でワイモバイルを使っていない、PayPayカードも持っていない——この状態でシンプル3に変更すると、割引なしの基本料金がそのまま適用されます。シンプル2より高くなることもあります。
移行前に「自分はどの割引が使えるか」を必ず確認することが大切です。
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シンプル3に変えた方が得な人の条件

シンプル3への移行が有利になるのは、割引条件をある程度満たせる方です。以下の3つのいずれかに当てはまる場合は、移行を前向きに検討する価値があります。
PayPayカードゴールドをすでに持っている人
すでにPayPayカードゴールドを保有しており、Yahoo!ショッピングや日常の決済で活用している方は、シンプル3への移行でより多くの割引を受けられます。年会費11,000円の負担がすでに別の用途で回収できているのであれば、ワイモバイルの割引増額は純粋なプラスになります。
ソフトバンク光やエアーを使っている人
自宅の固定回線がソフトバンク光またはソフトバンクエアーの方は、おうち割光セット(A)の対象となります。シンプル3でも月1,650円割引が適用されるため、割引後の実質負担を大きく抑えられます。
この条件を満たしている方は、シンプル3のMプラン・Lプランでもかなり割安に利用できます。
家族でまとめてワイモバイルを使っている人
家族2人以上でワイモバイルを使っている方は、2回線目以降に家族割引(月1,100円割引)が適用されます。家族全員でまとめると割引の恩恵が大きくなるため、シンプル3への移行メリットが高まります。
ただし前述の通り、家族割とおうち割の併用はできません。どちらを使うかは家族の契約状況に合わせて選んでください。
シンプル2のままでいい人の条件

シンプル3への移行が必ずしも正解ではありません。以下のいずれかに当てはまる方は、現状のシンプル2を継続する選択肢も十分に検討する価値があります。
割引条件をひとつも満たしていない人
ソフトバンク光・エアーを使っていない、家族でワイモバイルを使っていない、PayPayカードも持っていない——この状態でシンプル3に移行すると、割引が一切適用されず基本料金がそのまま請求されます。結果的にシンプル2より高くなる場合があります。
2026年7月以降はシンプル2も330円値上げになりますが、それでも割引なしのシンプル3より安いケースがあります。移行前には必ず料金を試算してください。
データをほとんど使わないシンプル2 Sユーザー
シンプル2のM・Lプランには「月1GB未満割引」がありましたが、ほぼWi-Fi運用でデータをほとんど使わない方はこの割引で実質負担を抑えていた面があります。シンプル3にはこの仕組みがないため、データをほとんど使わない方には不向きなケースがあります。
ご自身の月間データ使用量はMy Y!mobileで確認できます。毎月1GB未満で収まっている方は、移行のメリットを慎重に見極めてください。
値上げ前に今すぐ確認したい3つのこと

シンプル2・シンプル3ともに2026年中に値上げが予定・実施されています。「なんとなく後回し」にしていると、気づいたときには値上げ後だったということになりかねません。今のうちに確認しておきたいことを3つにまとめました。
まず自分がどのプランか確認する方法
現在どのプランを契約しているかは、My Y!mobileにログイン後、「契約内容の確認」→「料金プラン」から確認できます。シンプル2なのかシンプル3なのか、またS・M・Lのどのプランかを把握することが最初のステップです。
「自分がどのプランかよくわからない」という方は、まずここから確認してみてください。
シンプル2ユーザーが7月までにやること
シンプル2を継続中の方は、2026年7月1日から月330円の値上げが適用されます。移行するかどうかは「割引条件を満たしているか」で判断してください。
もしシンプル3への移行を決めた場合は、2026年6月1日までに手続きを済ませることで、シンプル3 特別割引が適用され2026年12月末まで値上げ前の料金で利用できます。
シンプル3ユーザーが6月までにやること
すでにシンプル3を利用中の方は、2026年6月2日より月220円の値上げが実施されました。ただし、6月1日時点でシンプル3が適用されていた方には特別割引が自動適用されるため、2026年内は実質的に値上げ前の料金のまま利用できます。
この場合、特別な手続きは不要です。ただし2027年以降の料金については今後の公式案内をご確認ください。
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ワイモバイルシンプル2と3の違いまとめ

シンプル2とシンプル3の違いについて、ポイントを最後にまとめます。
| 比較項目 | シンプル2 | シンプル3 |
|---|---|---|
| 新規受付 | 終了(2025年9月24日) | 受付中 |
| Sプランのデータ量 | 4GB | 5GB |
| PayPayカード割(通常) | 187円 | 330円 |
| PayPayカードゴールド割 | 187円 | 550円(※2026年6月2日以降は増額特典込みで770円) |
| 1GB未満割引 | あり(M:1,100円、L:2,200円) | なし |
| 通話オプション(10分かけ放題) | 全プラン別途加入が必要(月880円) | Lプランは標準付属(無料) S・Mプランは別途加入が必要(月880円) |
| 直近の料金改定 | 2026年7月1日より+330円(実施予定) | 2026年6月2日より+220円(実施済み) |
一般的には、割引を活用できる方ほどシンプル3のメリットが大きく、割引条件を満たせない方にはシンプル2の継続が有利になるケースもあります。どちらが得かは、あなたの利用状況と割引の適用可否によって変わります。
迷っている方は、まずMy Y!mobileで現在のプランとデータ使用量を確認することから始めてみてください。自分の状況を把握した上で判断するのが、損をしないための最短ルートです。
※本記事の料金・割引情報はあくまで目安です。最新の正確な情報は必ずワイモバイル公式サイトでご確認ください。
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